建築のプロフェッショナルとして活躍する職人たちには、高品質な仕事を支えるための道具が欠かせません。特にダクト工事に携わる職人の方々は、独自の必須アイテムを携帯しています。今回は、日本の建築業界を支え、埼玉県越谷市で空調工事を専門とする松山温調株式会社所属のダクト工事職人がどのような道具を持っているのか、そのベールを少しだけ剥がしてみましょう。
ダクト工事に欠かせない基本の道具
1. 金切りばさみ
ダクトの切断に使う専用のハサミです。金属製のダクトをスムーズに切るため、右利き用・左利き用、直線用・曲線用といった種類があります。職人さんの熟練した手さばきで、正確かつ効率的に加工が進められます。
2. リベットツール
ダクト同士を接続する際に使用する工具です。リベットをしっかりと固定することで、頑丈で長持ちする仕上がりを実現します。これがなければ、安全で確実な接合が難しくなります。
3. ドリルドライバー
ダクトの組み立て時に必要な穴あけ作業やネジ締めを行う電動工具です。軽量で持ち運びやすいものが好まれ、効率よく作業を進められるための必須アイテムです。
職人ならではの便利アイテム
4. スライドゲージ
ダクトの寸法を正確に測るための測定器具です。特に曲がりやすい箇所や複雑な形状の部分でも、これを使うことでミスのない加工が可能です。
5. マーカーとチョーク
金属表面に加工ラインを引くためのペンです。チョークは消しやすいので、仮の目安として使われることも多いです。
6. レーザーレベル
長い距離でも正確な水平を出すことができる道具です。特に大規模な現場では、レーザーレベルが作業の正確さを大きく向上させます。
安全を守るための道具
7. 手袋
金属を扱う際に怪我を防ぐための基本アイテムです。滑り止め加工が施されたものや、耐切創性のある手袋が選ばれます。
8. 安全靴
重いダクトや工具が足に落ちても怪我をしないよう、つま先に保護材が入った靴です。職人の安全を守るための必須装備です。
9. ゴーグルとマスク
金属の切断や研磨時に発生する粉塵や飛び散る破片から目や呼吸器を守ります。作業環境に応じて、快適に着用できるデザインが選ばれます。
プロが語る道具選びのポイント
プロの職人は、道具選びに強いこだわりを持っています。例えば、長時間使用しても疲れにくい軽量設計の工具や、耐久性の高い素材でできた道具を選ぶことが一般的です。また、道具のメンテナンスにも気を配り、常に最高の状態で作業ができるよう心がけています。
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